アフィリエイトの仕組みはクッキー
ユーザーがアフィリエイトリンクを踏むと、そのデーターはユーザーのパソコンやスマホなどのブラウザに保存されます。
これを、cookie(クッキー)と言います。
ユーザーのブラウザにクッキーが残った状態で商品購入や登録などをすると、アフィリエイト報酬が発生する仕組みです。
なので以下のような場合は、アフィリエイト報酬は発生しません。
報酬は発生しない
- ブラウザが異なる場合 → 例:Edgeで広告をクリックしFirefoxで購入
- デバイスが異なる場合 → 例:パソコンで広告をクリックしスマホで購入
では、ユーザーが他のサイトで同じ広告をクリックした場合はどうなるのでしょうか?
その場合はクッキーが上書きされ、新しくアフィリエイトリンクを紹介したサイトに成果報酬が入ることになります。
同じ広告をクリックした場合
サイトAで広告を踏む
↓
サイトBで同じ広告を踏む
↓
商品購入するとサイトBのアフィリエイト報酬
アフィリエイトの再訪問期間とは
アフィリエイトの再訪問期間とは、クッキーの有効期限のことです。
サイトを訪れたユーザーがアフィリエイトリンクを踏んで、商品購入や登録すればアフィリエイト報酬は発生しますが、すぐには購入しないで離脱することがあると思います。
そして後日、直接サイトに行って商品購入や登録した場合に、何日以内なら報酬が発生するのか定めたのが再訪問期間です。

ユーザーがアクションを起こすのは数日以内だと思いますが、なるべくアフィリエイトの再訪問期間は長い方がいいという訳です。
再訪問期間はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)やプログラムにより異なります。
主要なASPについて、再訪問期間を調べて一覧にしてみました。
Amazonや楽天は、紹介した商品だけでなく、他の商品が売れても報酬を得ることができます。
ASP | 再訪問期間 | 参考 |
Amazonアソシエイト | 24時間以内にカートへ追加し、 クリック後90日以内の購入 | アソシエイトヘルプ |
楽天アフィリエイト | 24時間内にかごへ入れ、 クリック後89日以内の購入 | 楽天アフィリエイトヘルプ |
| 30~90日間 | プログラムで異なる |
| 90日間 | まーくんのアフィリエイト学校 |
| 60日間 | バリューコマースヘルプ |
| 30~90日間 | プログラムで異なる |
| ー | よくある質問 |
【まとめ】再訪問期間より記事の質が大切
アフィリエイト報酬を得るには、記事を見たユーザーにアクションをすぐ起こさせることが大切です。
例えアフィリエイトリンクを踏んでクッキーに記憶されても、ユーザーがデバイスを変えたり、他のサイトで同じ広告を踏んでしまうと、報酬が発生しなくなってしまいます。
なので、プログラムの再訪問期間を気にするより、記事の満足度を上げることが大切です。
1つの記事で十分に説明できない時は、内部リンクで別の記事へ誘導し、サイトから離脱されないようにしましょう。
あと余談ですが、ITPによるプライバシー保護の影響から、クッキーを使った成果測定が難しくなっています。
ITPに対応していないプログラムは、正しく成果測定されませんので注意してください。

-
アフィリエイトのITP対応とは何?初心者でも解るように解説。
アフィリエイトのプログラムを見ると、ITP対応の広告と、対応してない広告がありますよね。 あまり気にしないで提携している人も多いですが、ITPを知らずに広告を貼ると機会損失しますので、どのようなものか ...
続きを見る