まず結論を言うと、ブログ記事の最適な文字数に答えはありません。
読者の検索意図を満足させることができれば何文字でもOKです。
SEO対策と読まれやすさの両方を考えると、2,000文字を目安として考えればいいと思います。
ブログ記事に最適な文字数はない

ブログ記事の最適な文字数に答えがない理由は、キーワードにより検索者の知りたい情報の範囲が全然違うからです。
それに、同じ検索キーワードでも人によっては知りたい情報が違うかもしれません。
googleの見解も、記事の評価は文字数によって決まらないとしています。
つまり、何文字でもよいということになります。
ただ、あまりに文字数が少な過ぎると、キーワードで検索されなくなってしまいます。そして、おのずと情報量も少なくなりますので、コンテンツ不足により評価されなくなります。
なので、SEO的にはある程度の文字数が必要になります。
また、自分のオリジナリティも出しづらいので、面白みに欠ける記事になりがちです。
逆に文字数が多すぎると、読者が苦痛を感じ途中で離脱することが多くなります。
近年では、パソコンよりスマホで読む人が増えているので、長文を読みたいと思う人はさらに少なくなっているはずです。
ちなみに、私のブログ読者は、7割がモバイルで、後の3割はパソコンやタブレットです。
なので、数分のスキマ時間でブログを読むという人も多いと思います。
ブログの平均ページ滞在時間を見ると、3~5分程度の方が多いのではないでしょうか?
人間は1分間に約500文字読むことができると言われていますので、3分で1,500文字読むことができます。5分でも、2,500文字です。
もちろん、もっと速く読むことができる人もいますが、これぐらいの文字数であれば誰もが読みやすいように思います。
SEO対策を考えるとブログの文字数は多い方が有利?

記事の文字数は何文字でもOKと言いましたが、長文の方が検索結果の上位に表示される傾向はあるようです。実際に調査したブロガーもいます。
上位に表示される理由は、長文の方が網羅性が高いからだと思います。
簡単に言うと、記事の内容が充実しているということですね。
他の記事に行かなくても、その記事だけで知りたいことが全部わかると読者の満足度も高くなります。
つまり、長文だから評価されているという訳ではなく、記事の内容が充実している結果、読者の滞在時間が長くなり、googleから評価されています。
もちろん、長文は読者を飽きさせない工夫が必要となります。
当たり前ですが、ただ長いだけのゴミ記事は書いても意味がありません。
私は、ライバルのブログ記事が8,000字なら、負けないように1万字書いてやるとイキったことがありますが、3,000字くらいが限界でした。
最近は、必要ないと思われる文章を削除し、少ない文字数で簡潔に記事を書くよう心がけています。
自分の記事の文字数が足りないと感じる人は、上位表示されているサイトを参考にして、情報を書き足すのも一つの方法です。
【まとめ】文字数より読者のことを考えよう
ブログ初心者の頃は文字数を気にしますが、大切なのは文字数なんかより読者です。
読者を満足させることができれば、文字数はあまり関係ありません。
ただ、長文の方が網羅性が高まり、上位表示される傾向があるという話です。
googleのアップデートによりサイトの評価方法も日々変わるだろうし、サイトの権威性もさらに重要になってくると思います。
人々のライフスタイルの変化により、ブログ自体があまり読まれなくなる可能性だってあります。
なので、文字数はあまり気にしないで楽しくブログ記事を書きましょう。
まとめると、ブログ記事の最適な文字数に答えはないですが、2,000文字程度を目安として記事を書いたらいいと思います。
そうすれば、最低限のSEO対策をしつつ、読まれやすい記事を書くことができると思います。