漫画&本の表紙に著作権はあるの?ブログ/SNSに掲載は違法かも。

漫画&本の表紙に著作権はあるの?ブログ/SNSに掲載は違法かも。 ブログの運営方法
この記事は約5分で読めます。

まず結論を言うと、漫画の表紙には著作権がありますので、写真に撮ってブログやSNSに掲載すると、著作権侵害の可能性があります。

本の宣伝にもなるので「表紙くらいアップしていいでしょ」と思うかもしれませんが、厳密に言うとダメ。
まぁ、著作権者の利益を害さなければ、問題にはならないとは思いますが。

原則は、著作権者(出版社など)の許可を得る必要があります。
出版社のサイトを確認してみると、書名、著者名、出版社名を明記し、掲載サイトを知らせることでOKとしているところもありました。

でも、出版社や著作者により対応が違うので、いちいちサイトを確認したり、許可を得るのも面倒くさいですよね。なので、
ブログに本の表紙画像を使いたい場合、Amazonの商品リンクを貼るのが速くて安全。
引用することでも著作権者の許可を得ることなく利用可能ですが、いくつかの条件があるので難しいかもしれません。

では、著作権の説明、Amazonの商品リンクを貼る方法、引用について説明していきたいと思います。

漫画&本の表紙に著作権はある

漫画&本の表紙に著作権はある

本や漫画のタイトル自体は著作物ではありませんが、
表紙に使われているデザイン、写真、絵などが、創作的に表現されたものであれば著作物になります。
つまり、表紙は一般的に著作物だと考えることができます。

そして、著作物を複製すると、複製権の侵害。(第21条)
著作物をネットにアップすると、公衆送信権の侵害です。(第23条)
なので、漫画や本の表紙をブログやSNSに掲載すると、著作権侵害になる可能性があります。

ですが、たまたま本の表紙が小さく写ってしまうこともあると思います。
その場合、付随対象著作物となるので、著作権者の利益を害さなければ問題ないです。(第30条の2)

付随対象著作物とは

  • 撮影対象と著作物の分離が困難(社会通念上)
  • 著作物が軽微な構成部分として付随している
  • 著作権者の利益を不当に害さない

あと、フリマアプリやヤフオクなどで、本を出品することもあると思います。
出品する時、表紙の写真を必ず撮りますよね。
美術や写真の著作物の譲渡は、著作権者の利益を害さないなどの措置をすれば、複製又は公衆送信が可能です。(第47条の2)
なので、本の表紙の写真を撮り、フリマアプリ等に掲載しても通常は問題ないと思います。

ブログにはAmazonの商品リンクを貼ろう

ブログに本の表紙画像を使いたい場合は、上の画像のようにAmazonの商品リンクを貼るのが簡単です。(画像をクリックすると、Amazonの商品ページが開きます)
そのためには、『アマゾンアソシエイト』に登録する必要があります。

アマゾンアソシエイトで商品リンクを貼る場合

アマゾンアソシエイトの審査に合格
 ↓
②本の画像を使用して商品紹介

ただし、アマゾンアソシエイトの審査が厳しくなってきたので、なかなか審査に受からない方も多いと思います。
その場合、『もしもアフィリエイト』の登録をおすすめします。
もしもアフィリエイト経由でアマゾンと提携し、アマゾンの商品を紹介することもできます。
両方とも無料で登録できますので、アフィリエイトに興味がある方は会員登録しておいて損はないと思います。

もしもアフィリエイトで商品リンクを貼る場合

もしもアフィリエイトで会員登録し、サイトを登録
 ↓
②アマゾンのプロモーションと提携(審査あり)
 ↓
③本の画像を使用して商品紹介

もしもアフィリエイトでアマゾンと提携後は、以下の手順で簡単に商品紹介ができます。

手順① 提携中のアマゾンから、商品リンクをクリック

提携中のアマゾンから、商品リンクをクリック

手順② 本の名前を入力して検索、希望した商品があれば商品リンクを作るをクリック

本の名前を入力して検索、希望した商品があれば商品リンクを作るをクリック

手順③ 種別(書名の有無)と画像サイズ(大中小)を選択し、ソースをブログに貼ればOK。

種別(書名の有無)と画像サイズ(大中小)を選択し、ソースをブログに貼ればOK。

引用すれば表紙の写真も利用可能

著作物は、引用のルールを守れば著作権者の許可を得なくも利用することができます。

【条件】
ア  既に公表されている著作物であること
イ 「公正な慣行」に合致すること
ウ 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること
エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
カ 引用を行う「必然性」があること
キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)

出典:著作権なるほど質問箱(文化庁)

しかし、ブログやSNSで本の表紙画像を使う場合、引用を行う必然性があるとは言えないことが多いと思います
本の感想を書いて、見栄えをよくするために画像を貼っても必然性があるとは言えません。
画像が無くても、コンテンツとして成り立つわけですから。
表紙の批評などを行う場合は、画像がなければ説明できないので、必然性があると言えます。

あと、引用する場合は、自分のオリジナル部分が「主」で、引用する部分は「従」でなければいけません。
つまり、自分のコンテンツが量や質でメインになっている必要があります。
特にSNSに貼る場合は、表紙画像が「主」になっていることが多いですよね。
なので、引用とは言えないと思います。

これらのことから、本や漫画の表紙を引用するのは、なかなか難しいかもしれません。

【まとめ】表紙をネットにアップすると公衆送信権の侵害

あくまで著作権法では、
本や漫画の表紙をネットにアップすると、公衆送信権の侵害の可能性があるという話でした。

実際はSNSで多くの画像がアップされているので、著作権法自体が今の社会に合っていないような気もします。
それに、ネットに本や漫画の表紙を掲載して、著作権法違反で訴えられたという話も聞いたことがないです。

しかし、やはりリスクはあると思いますので、ブログなどの場合はAmazonの商品リンク利用をおすすめします。

記事を書いた人
ロキド@ブログ歴3年

ブログ運営について、読者に役立つ情報を発信していこうと思います。
趣味で、パソコン自作や、プログラミングの経験がほんの少しだけ。
著作権に関する記事については、条文や専門家の意見を確認し、判例もなるべく読むようにしましたが、間違いがある場合はお知らせください。

ロキド@ブログ歴3年をフォローする
ブログの運営方法
スポンサーリンク
ロキド@ブログ歴3年をフォローする
芸術家の黄色いアトリエ

コメント

タイトルとURLをコピーしました