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趣味や遊び

ホリエモンロケット『MOMO』打ち上げ失敗から成功への道

8月 22, 2018

こんにちは

北海道民のロキド(@Rokido1)です。

ここ数年、北海道で話題になる出来事といえば、

民間企業では国内初となる宇宙空間(高度100km)への到達を目指している、ホリエモンロケット『MOMO』の打ち上げです。

打ち上げの日になると、成功か失敗か気になりロケットの話題で持ちきりになります。

私も応援しているので、実際に公式打ち上げ会場の「SKY‐HILLS」にも行き打ち上げの瞬間を見ました。

 

この観測ロケット『MOMO』は、インターステラテクノロジズ株式会社(以下IST)により、北海道の大樹町で開発と打ち上げがされています。

現在、『MOMO3号機』が打ち上げ予定です。

ですが、北海道に住んでないと現地の様子もわかりませんし、見学にも行きづらいと思います。

なので、実際に現地に行って見学する時の参考になればと思い記事にしました。

この記事の内容

  • ホリエモンロケット『MOMO』の簡単な打ち上げの歴史
  • 打ち上げを見学する場合の現地情報

 

 

『MOMO1号機』の打ち上げ失敗

『MOMO1号機』は、2017年7月30日午後4時に打ち上げられました。

しかし、打ち上げから66秒後に通信が途絶えたため、緊急停止コマンドを送り飛行が中止されました。

「max Q」(マックス・キュー)と呼ばれる、大気圏内で動圧が最大になる点で、ロケットに問題が起きたようです。

 

ISTが公開しているMOMO初号機の発射映像

 

 

『MOMO2号機』の打ち上げ失敗

『MOMO2号機』は、2018年4月28日~4月29日に打ち上げを予定していたのですが、調整に時間がかかり発射されずに夏以降に打ち上げることになりました。

私は、有料の会場に行きましたが、打ち上げを見ることができずに終わりました。

ちなみに、料金は返金されず。

 

そして、2018年6月30日午前5時30分に打ち上げられましたが、わずか数秒で墜落して炎上。

姿勢制御用のスラスタ燃焼器が失敗の要因で、ガスが高温になって配管が溶けたみたいです。

この時も私は、有料の会場に行きました。

「ゴォー」というロケットの音が聞こえ、打ち上げとともに煙があがったのは見えました。

ですが、肉眼では何が起こったかわかりませんでした。

しばらくして、打ち上げが失敗したことがわかります。

 

ISTが公開しているMOMO2号機の発射映像

 

 

『宇宙品質にシフト MOMO3号機』の打ち上げ予定

2019年4月30日に打ち上げを予定。予備日は5月1日から5日まで。

今までの独自でやっていく方針を変え、外部有識者のアドバイスを受ける体制にして成功を目指しています。

 

なお、有料の公式打上げ見学特設会場『SKY‐HILLS』に入場するには、サイトで事前に予約が必要です。

IST公式打上げ見学イベント会場「SKY-HILLS」予約サイト

 

 

打上げ会場のある大樹町とは

大樹町は、北海道十勝地方の南部に位置し、人口は5千人程の街です。

十勝地方の中核都市である帯広は、人口約16万人ぐらいで、帯広から打ち上げ会場まで車で1時間30分くらいです。

 

大樹町は『MOMO』の打ち上げ以前から宇宙の町として街づくりをしています。

人口は少なく、東には海が広がっているので、ロケットを打ち上げる環境として適しているのではないでしょうか。

ちなみに、ホリエモン自身の住民票も大樹町にあるようなので、『ドラゴン堀江』という東大受験の企画時に、帯広で試験を受けています。

 

大樹町の主な観光スポット

  • 歴舟川で砂金を採ることができます。道具は道の駅で借りる。(6月~9月)
  • 大樹町中心部から、打ち上げ会場に向かう途中に、『MEMU EARTH HOTEL(メムアースホテル)』という有名建築家が設計したホテルもあります。
  • ロケット打ち上げを見終わった後は、太平洋が目の前に広がる晩成温泉もいいと思います。
  • ご当地グルメ「大樹チーズサーモン丼」を町内の飲食店で食べることができます。

 

 

有料の打ち上げ見学場から見る価値はある?

『SKY‐HILLS』の様子

『SKY‐HILLS』の様子

ロケットの打ち上げ当日は、有料の公式打上げ見学特設会場『SKY‐HILLS』が用意されていて、発射台を直接目視することができます。

私は、『MOMO2号機』の打ち上げ時に2回ほど購入しています。

ですが、打ち上げ発射地点から4,000mあるので、視力6.0とかない限り、肉眼ではロケットがうっすらと見える感じです

それでも見たいなら、有料の見学場でもいいと思います。

無料の会場は混雑が予想されるので、ストレスなく打ち上げを見たい方も有料の方がいいと思います。

ロケット発射後の煙が中央に見える

ロケット発射後の煙が中央に見える

『MOMO2号機』の打ち上げ時の『SKY‐HILLS』入場料(事前予約必要有)

  • 2018年4月打ち上げ 大人1人4,900円 駐車場 1,000円
  • 2018年6月打ち上げ 大人1人4,800円 駐車場 2,000円

見学場に行くには、駐車場から5分くらい歩く必要があり、入口の受付でリフトバンドをしてもらいます。

リフトバンドをして入場

リフトバンドをして入場

 

『SKY‐HILLS』は林を切り開いたような丘になっていて、両端にグルメブースが数店とグッズ販売の店がある程度です。

私が買って食べてみた『宇宙のグミ』は、宇宙から生還した乳酸菌の子孫を使用しているらしい。

宇宙のグミ

宇宙のグミ

 

話のネタになるかなと思い買った『ばくはつのかけら』は、なんと2,000円。

商品説明には、「リア充が持っていると身代わりに爆発する幸運のアイテム。グラファイト製でロケットエンジンが爆発した時に現れる。」と書かれています。

よくわからん!なので使い道がなく困っている。

ばくはつのかけら

ばくはつのかけら

 

会場にはロケットの部品のようなものも置いてあります。

ロケットの部品?

ロケットの部品?

 

正直、『SKY‐HILLS』で何時間も過ごすのはキツいです。

なので、打ち上げまで時間がある場合、車に戻り寝てる人もいます。

 

 

無料の会場『大樹町多目的航空公園』

『大樹町多目的航空公園』のパブリックビューイング

『大樹町多目的航空公園』のパブリックビューイング

 

無料の会場『大樹町多目的航空公園』は、有料の公式打上げ見学特設会場『SKY‐HILLS』とはすこし離れた場所にあり、大型のパブリックビューイングが用意されています。

発射地点は見えませんので、パブリックビューイング方向の左側にある林の陰から、ロケットが飛び出てきます。

なので、写真や動画を撮るのは難しいです。

また、朝早くの打ち上げでは、逆光になって見づらい。

 

『大樹町多目的航空公園』の入り口から駐車場まで、数km規制されていて一本道になっています。

なので、渋滞に巻き込まれる可能性がありますので、時間に余裕を持って現地に向かった方がいいです。

 

自動車で『大樹町多目的航空公園』に向かう時に注意すること

  • なるべく早い時間に会場に向かう
  • ガソリンは余裕を持って入れておく
  • トイレはすましておく
  • 水分補給のため飲み物持参

私が『大樹町多目的航空公園』に行った時、駐車する前に打ち上げが見送られたことがあります。

すると、駐車場から出る車で混雑し、一時間以上渋滞にはまりました。

公園内には、『大樹町宇宙交流センターSORA』や大型の格納庫など、宇宙に関する施設もあります。

『大樹町多目的航空公園』の大型格納庫

『大樹町多目的航空公園』の大型格納庫

 

 

現地に行く場合は、情報確認と忍耐が必要

『大樹町多目的航空公園』の入り口

『大樹町多目的航空公園』の入り口

ロケットの打ち上げは、予定のウィンドウ(時間帯)が、1日に数回決められています。

その時間帯に打ち上げが無理なら、次の時間帯となります。

予備日も決められていて、打ち上げを見るまで数日間待つ可能性もあります。

なので、いつ打ち上げられるかわからないロケットを待つのは、心身ともに非常に疲れます。

現地に行っても、打ち上げられずただ帰ることもあります。

 

発射を見送る理由

  • ロケットに不備が見つかった
  • 打ち上げ条件の秒速5mを超える風が吹いている
  • 打ち上げする海域に船が進入

など、いろいろな理由が考えられます。

 

私も、朝起きて会場に向かおうかと思ったら打ち上げ見送りを知ったり、会場に着くなり係員に知らされたりしました。

なので、打ち上げを見に行く場合は、Twitterなどで情報確認は必須です!

これらのフォロワーになることをおすすめします。

随時、Go/NoGo判断の状況などがわかり、打ち上げの時間を早く知ることができます。

『SKY‐HILLS』の予約をした時に登録したメールよりも、Twitterの方が情報が早かったです。

 

 

【まとめ】ホリエモンロケットを応援しよう

当初の私は、ホリエモンのロケット事業を馬鹿にしていたと思います。

民間でやるなど想像してなく、「本当にやるの?」と思いました。

しかし、あれから数年たった今では、、打ち上げの会場に行くなどして応援しています。

 

残念ながら、『MOMO1号機』と『MOMO2号機』の打ち上げは失敗に終わりました。

当たり前ですが、誰もしてないことをやろうとしているので、最初から成功するとは限らないと思います。

でも、夢物語で終わることなく、実際にロケット打ち上げまでチャレンジできてるのはすごいと思います。

 

現地に行くことはできない人でも、随時クラウドファンディングで打ち上げ費用を募集していますので、応援してみてはどうでしょうか?

 

「ロケットには乗れなくても夢には乗れる」

 

さらに「MOMO」よりも大型の、衛星軌道上まで人工衛星を運搬するためのロケット「ZERO」の開発もするようですので、ますます宇宙が身近になっていきます。

あなたも、ロケット打ち上げされる時のドキドキを味わってみませんか?

 

 

 

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ロキド画伯

NFTとメタバースが面白そうなので、いろいろ触れていこうかなと思います。

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