フリマアプリの販売利益を少しでも多くするため、メルカリとラクマどちらを使えばいいか迷っている人もいると思います。
そんな悩みを解決するため、メルカリとラクマの送料・手数料を比較してみたところ、販売利益に大差はありませんでした。

ちなみに私は両方利用していますが、メルカリとラクマでは発送可能なサイズなどが少し異なるので、いちいち確認するのが面倒くさいと感じています。
なので、商品ごとにメルカリとラクマを使い分けたりしない方が楽です。
片方のアプリを選ぶとしたら、以下のような基準で決めればいいと思います。
選ぶポイント
メルカリ → ラクマよりユーザー数が多く、使いやすさも少し上。
ラクマ → 楽天経済圏を利用している場合や、高額商品を多く売りたい人向け。
送料はメルカリの方が安めですが、販売手数料はラクマの方が安いので、ラクマの方が受取金額は少し高くなる場合が多いです。
ただし、メルカリの方が全体の出品数などは多く商品が売れやすいです。
それに、ラクマのかんたんラクマパック(ヤマト運輸)は匿名配送ではありません。
なので、自分の出品スタイルに合わせて、好みの方を選択すればいいのかなと思います。
メルカリとラクマの送料を比較
商品の発送方法は、メルカリなら『メルカリ便』、ラクマなら『かんたんラクマパック』が便利です。
ともに、郵便局又はヤマト運輸で発送することができ、全国一律の送料、宛名書き不要、料金は通常より安く設定されています。
発送方法
メルカリ
・らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)
・ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)
ラクマ
・かんたんラクマパック(ヤマト運輸) ※匿名配送ではない
・かんたんラクマパック(日本郵便)
メルカリとラクマでは取り扱いサイズや料金が異なりますので、おおまかに小さいサイズ順で一覧表にしました。(2021年1月現在)
ラクマの宅急便コンパクトは少し高い感じがしますね。
サイズ | らくらく メルカリ便 (ヤマト運輸) | ゆうゆう メルカリ便 (日本郵便) | かんたん ラクマパック (ヤマト運輸) | かんたん ラクマパック (日本郵便) |
ネコポス (~1kg) | 175円 | × | 200円 (販売価格300円~) | × |
ゆうパケット (~1kg) | × | 200円 | × | 179円 (販売価格300円~) |
ゆうパケットポスト (~2kg) | × | 200円 (箱65円) | × | × |
宅急便コンパクト (重さ制限なし) | 380円 (箱70円) | × | 530円 (箱70円) (販売価格570円~) | × |
ゆうパケットプラス (~2kg) | × | 375円 (箱65円) | × | × |
サイズ | らくらく メルカリ便 (ヤマト運輸) | ゆうゆう メルカリ便 (日本郵便) | かんたん ラクマパック (ヤマト運輸) | かんたん ラクマパック (日本郵便) |
~25kg | 価格1,610円~ | ~25kg 価格1,610円~ | ||
60サイズ (ヤマト~2kg) | 700円 | 700円 | 800円 | 700円 |
80サイズ (ヤマト~5kg) | 800円 | 800円 | 900円 | 900円 |
100サイズ (ヤマト~10kg) | 1,000円 | 1,000円 | 1,150円 | 1,150円 |
120サイズ (ヤマト~15kg) | 1,100円 | × | 1,350円 | 1,350円 |
140サイズ (ヤマト~20kg) | 1,300円 | × | 1,500円 | 1,500円 |
160サイズ (ヤマト~25kg) | 1,600円 | × | 1,500円 | 1,500円 |
170サイズ | × | × | × | 1,500円 |
メルカリとラクマの販売手数料を比較
販売手数料
メルカリ:10%
ラクマ:6.6%
販売手数料はラクマの方が安いので、商品価格が高額なほどラクマの方がお得になります。
メルカリとラクマでどれくらいの差があるのか、商品価格ごとに比較してみました。
商品価格 | メルカリ 手数料10% | ラクマ 手数料6.6% | 販売利益の差 |
千円 | 100円 | 66円 | 34円 |
2千円 | 200円 | 132円 | 68円 |
3千円 | 300円 | 198円 | 102円 |
4千円 | 400円 | 264円 | 136円 |
5千円 | 500円 | 330円 | 170円 |
1万円 | 1,000円 | 660円 | 340円 |
5万円 | 5,000円 | 3,300円 | 1,700円 |
10万円 | 10,000円 | 6,600円 | 3,400円 |
実際に商品を販売する場合どちらがお得?
では、実際にメルカリとラクマで同じ商品を販売したら、受取金額が多くなるのはどちらか3つのケースで計算してみました。
ケース1 ゆうパケットサイズの商品を1,000円で販売
メルカリ 1,000円 - 100円(手数料) - 200円(送料) = 700円(利益)
ラクマ 1,000円 - 66円(手数料) - 179円(送料) = 755円(利益)得
ケース2 宅急便コンパクトサイズの商品を2,000円で販売
メルカリ 2,000円 - 200円(手数料) - 450円(送料) = 1,350円(利益)得
ラクマ 2,000円 - 132円(手数料) - 600円(送料) = 1,268円(利益)
ケース3 160サイズの商品を5,000円で販売
メルカリ 5,000円 - 500円(手数料) - 1,600円(送料) = 2,900円(利益)
ラクマ 5,000円 - 330円(手数料) - 1,500円(送料) = 3,170円(利益)得
【まとめ】使い分けしないで、好みの方を使えばOK
同じ商品価格で販売すると、メルカリの方が売れやすいと思いますが、ラクマの方が受取金額が高くなる場合が多いです。
ですが、そんなには販売利益に差はないので、自分の出品スタイルに合う方のフリマアプリを使えばいいと思います。
選ぶポイント
メルカリ → ラクマよりユーザー数が多く、使いやすさも少し上。
ラクマ → 楽天経済圏を利用している場合や、高額商品を多く売りたい人向け。