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メタバースやNFTゲームがヌルヌル動くおすすめのPCスペックは?

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メタバースやNFTゲームがヌルヌル動くおすすめのPCスペックは?

8月 21, 2022

メタバースやNFTゲームをストレス無く楽しむなら、ミドルスペック以上のゲーミングPCがおすすめ。

おすすめのPCスペック

2022年8月現在、以下のようなスペックを目安にすれば良いのかなと思います。

  • CPU:Core i7
  • メモリ:16GB
  • グラボ:GeForce RTX 3070
  • ストレージ:1TB

ノートPCは、CPUやグラフィックボードがノートPCの仕様なので、デスクトップより性能が落ちることには注意。
例えば、グラフィックボード(略してグラボ)がデスクトップと同じ「GeForce RTX 3070」でも、ノートPCは「Laptop GPU」なのでベンチマークの値が低いです。

初心者は気付かないよね

ロキド画伯

メタバースやNFTゲームと言っても、様々な企業がいろいろなサービスを提供しています。
プレイする予定のものが決まっているのであれば、公式サイトで必要スペックを確認し、少し上のスペックを購入すれば良いと思います。
それでは、メタバースやNFTゲームにおすすめのPCスペックについて、もう少し詳しく説明したいと思います。

メタバースやNFTゲームにおすすめのPCとは

普通のPCとゲーミングPCの違い

ゲーミングPCをおすすめする理由は、グラボが付いていて高性能だからです。
メタバースやNFTゲームは、3D空間をアバターが移動することもあります。
画面上でアバターや背景を自然に動かすには、1秒間に60枚以上の画像を連続して描写することになります。
ヌルヌル表示させるなら、1秒間に144枚や240枚を描写することも。
つまり、画像を処理するパーツであるグラボがメチャメチャ大事になります。

パラパラ漫画をイメージすれば良いですね。

ロキド画伯

普通のPCは、グラボが無く、CPUに内蔵したGPUによりグラフィックを処理します。
CPU内蔵GPUは、グラボに比べ画像を処理する能力がかなり落ちます。
なので、普通のPCでメタバースなどを体験すると、カクカクしたり、もしくは動かないなんてことも。

普通のPCはハイスペックでもグラボが付いてませんので、グラボが付いているゲーミングPCを選びましょう。
ただ、ゲーミングPCは性能は良いのですが、価格が高額になるのはもちろんのこと、サイズも大きく重くなりやすいです。

消費電力も上がるため電気代も掛かるね。

ロキド画伯

ポイント

  • ゲーミングPC → グラフィックボードが付いていて画像処理能力が高い
  • 普通のPC → 内蔵GPUのため画像処理能力が低い

MacよりWindowsがおすすめ

パソコンをOS(基本ソフト)で大別すると、WindowsとMacに分かれますが、これから購入するならWindowsがおすすめ。
メタバースやNFTゲームによっては、Macに対応していないことがあるためです。

ノートPCとデスクトップPC

性能重視なら断然デスクトップPCがおすすめです。
同じ価格帯のノートPCと比べ性能の良いマシンを買うことができ、拡張性が高いのでパーツを交換することも容易です。
欠点は、配線がかさばることや、手放す時も少し大変かもしれません。

PCを処分するのも、結構面倒くさいですよね。

ロキド画伯

ノートPCは、コンパクトで場所を取らないですし、持ち運びできることが利点です。
ただ、NFTゲームをプレイする場合は、セキュリティのことを考えると、外出先では使用しない方がいいかもしれません。
デスクトップに比べかなり性能が落ちることと、拡張性の低さが欠点です。

メタバース等で要求されるスペック

メタバースやNFTゲームを快適にプレイできるように、企業やメーカーがスペックを公開していますので以下を紹介したいと思います。

  • ソーシャルVRをプレイするのに必要なスペック
  • グラボメーカーのスペック認証「VR Ready」
  • VRヘッドセットをPCに接続する時の必要スペック

これらはスペック的にはあまり高くなく、どれもだいたい同じぐらいです。

ソーシャルVR

メタバースには、ソーシャルVRというコミュニケーション中心のサービスがあり、
「cluster」、「VRChat」、「バーチャルキャスト」などが人気ですが、必要なスペックは以下になります。

clusterVRChatバーチャルキャスト
対応OSWindows、MacWindowsWindows
CPUWindows:Intel Core i5-4590
又はAMD FX 8350 以上
Mac:Intel Core i5 以上
Intel i5-4590
又は AMD FX 8350 以上
最小:Intel Corei5-4460
推奨:Intel Corei5-8400
又は AMD Ryzen 5 2600X
メモリ8GB 以上4 GB最小:8GB以上
推奨:16GB以上
グラフィックIntel Iris Graphics 540 以上NVIDIA GeForce GTX 970
又はAMD Radeon R9 290 以上
最小:NVIDIA GTX970
推奨:NVIDIA RTX2070
ストレージ空き容量最低 2GB 以上1 GB 利用可能
※参照ページ最低動作環境について(公式)システム要件(STEAM)Steam版で始めたい方(公式)
ソーシャルVRの動作環境(22年8月現在)

ちなみに、CPUの「Intel Core i5-4590」は第4世代ですが、現在は第12世代が販売されてます。
記載されているパーツの世代が古いので、新しくPCを購入する場合にはあまり参考にならないかもしれません。

VR Ready

「VR Ready」というVRを楽しむためのスペック認証を、グラボメーカーの NVIDIA や AMD が公開しています。

NVIDIAAMD
CPUCore i5-4590
Ryzen 5 1500X 以上
Intel i5-4590
Ryzen 5 1500X
メモリ8GB8GB
※参照ページ推奨システム(公式)VR Ready Premium(公式)
VR Ready

VRヘッドセット

メタバースは、PCにVRヘッドセットを接続してプレイすることもできます。
VRヘッドセットは、「Oculus」、「VIVE」などのメーカーが人気ですが、必要になるPCスペックは以下になります。

OculusVIVE
CPUIntel i5-4590
AMD Ryzen 5 1500X以上
Core i5-4590
またはAMD Ryzen 1500以上
グラフィック公式HP参照GeForce GTX 1060
Radeon RX 480以上
メモリ8 GB以上8 GB以上
※参照ページOculus Linkの適合性(公式)VIVE Ready(公式)
VRヘッドセット接続に必要なPCスペック

Meta社(旧称Facebook)の「Meta Quest 2(旧称Oculus Quest 2)」は、スタンドアロンといってPCに接続することなく単体でもメタバースを体験することができます。

各パーツの説明とおすすめスペック

CPU

CPUは、パソコンの頭脳のようなものです。
メーカーは「Intel」と「AMD」があり、性能はPassMark社のベンチマークが参考になると思います。
ノートPC向けのCPUは、デスクトップPC向けより性能が低いので、良いグレードを選ぶようにしましょう。
ベンチマークが20,000ぐらいあれば、ほとんどのメタバースやNFTゲームを快適にプレイできるのかなと思います。

おすすめは「Core i7」あたり。

ロキド画伯

「Intel」のデスクトップPC向けCPU

CPUPassMark
Core i9 12900KS44,828
Core i9 12900KF41,410
Core i9 12900K41,399
Core i9-1290036,849
Core i7 12700K34,510
Core i7 12700KF34,303
Core i7 12700F31,660
Core i7-1270031,349
Core i5 12600K27,620
Core i5 12600KF27,007
Core i5-1260020,926
Core i5 12400F19,829
Core i5 1240019,538
IntelのデスクトップPC向けCPU

型番の意味は、例えば「Core i7-12700」の場合、Core i7というシリーズの、12世代のCPUで、700は性能を表しています。
CPUは、世代が新しい方が性能は良いので、新しい世代を選びましょう。
例えば、同じ「Core i7」でも、 「Core i7-12700」は第12世代で、「Core i7-11700」第11世代なので、性能が異なります。
末尾にアルファベットが付いている場合は以下の意味になります。

  • KS:スペシャルエディション
  • K :オーバークロック対応
  • F :内蔵GPU非搭載

「Intel」のノートPC向けCPU

CPUPassMark
Core i9 12950HX35,680
Core i9 12900HX33,759
Core i9 12900HK29,641
Core i9 12900H29,172
Core i7 12800HX36,587
Core i7 12700H27,055
Core i7 12650H24,682
Core i7 12800H23,852
Core i5 12500H21,902
Core i5 12450H18,612
IntelのノートPC向けCPU

末尾のアルファベットは以下の意味になります。

  • H:高性能なノート向け
  • HX:Hより高性能
  • K:オーバークロック対応

「AMD」のデスクトップPC向けCPU

CPUPassMark
Ryzen 9 5950X45,858
Ryzen 9 5900X39,332
Ryzen 9 590034,768
Ryzen 7 5800X28,160
Ryzen 7 5800X3D27,512
Ryzen 7 580025,861
Ryzen 7 5700X26,529
Ryzen 7 5700G24,557
Ryzen 5 5600X21,995
Ryzen 5 560021,480
Ryzen 5 5600G19,827
Ryzen 5 550019,488
AMDのデスクトップPC向けCPU

型番の意味は、例えば「Ryzen 9 5900」の場合、Ryzen 9というシリーズ。
世代が分かりづらいのですが、4桁の数字の先頭が5なので4世代のCPUで、900は性能を表しています。

  • X :高性能
  • G:グラフィック搭載
  • X3D:ゲーミング向け

「AMD」のノートPC向けCPU

CPUPassMark
Ryzen 9 6900HX24,899
Ryzen 7 6800HS23,651
Ryzen 7 6800H22,981
Ryzen 5 6600H20,179
AMDのノートPC向けCPU
  • H:高性能なノート向け
  • HX :Hより高性能
  • HS:省電力

参考 CPUベンチマーク(PassMark公式)

メモリ

メモリはデータを一時的に記憶する装置で、容量が多いほどデータを同時に処理することができます。
容量は16GB以上あれば快適にプレイできると思いますが、資金に余裕があるなら32GBを選択すれば良いと思います。

メモリの型番の見方は、例えば『PC5-32000(DDR5-4000)』の場合、
DDR規格の5世代目で、転送速度は32,000MB/秒(32GB/秒)、動作周波数4,000MHz。
ちなみに、転送速度は動作周波数の8倍の値になります。

あと、メモリはデュアルチャネルにした方が速くなります。
例えば、メモリを16GBにする場合、16GB1枚より、8GB2枚の方が良いです。

デュアルチャネルは、2車線になるイメージだね

ロキド画伯

グラボ

グラボは映像を処理するパーツなので、とても重要になります。
主要なメーカーは、「NVIDIA」と「AMD」ですが、評判が良い「NVIDIA」の「GeForce」というブランドから選べばいいと思います。

  • NVIDIA社 「GeForce」
  • AMD社 「Radeon」

グラボの型番は、数字が大きいほど性能が良く、価格も高くなりますが、快適にプレイするなら「GeForce RTX 3070」あたりが手頃かなと思います。
デスクトップPC用とノートPC用では、グラボの性能が違いますので、「3DMark」というベンチマークを参考してくださいね。
ちなみに、グラボとCPU内臓GPUを併用する場合、基本的には内蔵GPUは無効になるようです。

数字が同じ場合はTiが付いている方が良いです。

ロキド画伯

デスクトップPC向けGeForce

GeForceビデオメモリ3DMark
RTX 3090 Ti24 GB21929
RTX 309024 GB19931
RTX 3080 Ti12 GB19628
RTX 308012 GB / 10 GB18714/17631
RTX 3070 Ti8 GB14857
RTX 30708 GB13651
RTX 3060 Ti8 GB11700
RTX 306012 GB8766
RTX 30508 GB6224
デスクトップPC向けGeForce

ノートPC向けGeForce(Laptop GPU)

GeForceビデオメモリ3DMark
RTX 3080 Ti16 GB12712
RTX 308016 GB / 8 GB12073
RTX 3070 Ti8 GB11396
RTX 30708 GB10563
RTX 30606 GB8337
RTX 3050 Ti4 GB5337
RTX 30504 GB4826
ノートPC向けGeForce(Laptop GPU)

参考 3DMark公式

ストレージ

ストレージは、データを保存するパーツです。
複数のNFTゲームやメタバースをプレイする場合は、容量は多い方が良いと思います。
最低でも500GBで、1TBぐらいあった方が良いです。

昔はHDDが主流でしたが、現在はSSDが使われています。
SSDの規格については、自作でもしない限り、あまり気にしなくても良いのかなと思います。

ディスプレイ

ディスプレイは、普通のものとゲーミングがあると思います。
ゲーミングの方が、リフレッシュレートが高くヌルヌルした画像描写が可能なため、おすすめかなと思います。
では、スペックについて簡単に説明します。

解像度

解像度よって、適切なモニタサイズはだいたい決まっています。
例えば、4Kの一般的なサイズは32インチ前後ですが、27インチなどの小さいサイズにすると、文字なども小さくなり見づらくなると思います。

解像度一般的サイズ
4K(3840 × 2160)32インチ
WQHD(2560 × 1440)27インチ
Full HD(1920 × 1080)24インチ
ディスプレイの解像度

解像度は好みにもよると思いますが、WQHDはいろいろな用途に向いているので、使い勝手が良いのかなと思います
4Kは、サイズが大きく没入感が高まりますが、作業用には大きすぎるのと価格が高いです。
Full HDは、サイズが大きくないのでディスプレイ全体が見やすく、競技系ゲームなどに向いています。

パネルの種類

主要なのは3種類です。
IPSは、色再現性が高く、クリエイティブ作業やRPG系のゲームに向いていると思います。
VAは、美しい黒色を出力できコントラストが高いので動画鑑賞などに向いています。
TNは、応答速度が速いのでコンマ何秒を争うゲームで好まれます。

迷うならIPSがおすすめです。

ロキド画伯
IPSVATN
価格
応答速度
色再現性
コントラスト
視野角
おすすめ用途クリエイティブ動画鑑賞競技系ゲーム
パネルの種類

リフレッシュレート

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が切り替わる回数で、多いほど映像が滑らかになります。
あまり高すぎるとパソコン本体の性能も必要になりますし、144Hzぐらいが良いのかなと思います。

使用用途リフレッシュレート
ゲーミング144Hz、240Hz
一般60Hz
リフレッシュレート

似たような言葉でフレームレートがあります。
フレームレートはパソコンから出力する回数で、リフレッシュレートはディスプレイの方の性能。

応答速度

応答速度は、画面の色が変わるまでの時間のことで、数字が小さいほど残像が少なくなります。
GtoGと記載されている場合は、グレーからグレーに変わる時間。
だいたい5ms以下なら良いと思いますが、競技系ゲームなら1ms以下が好まれます。

その他スペック

パネルの表面処理は、グレア(光沢)とノングレア(非光沢)がありますが、ノングレアを選択すれば良いと思います。
ノングレア(非光沢)は、反射による写り込みが少なく、目の負担も軽減されるので長時間のプレイに向いています。

HDR(High Dynamic Range)は、広い明るさの幅を表現できる技術。
暗すぎたり、明るすぎたりして、表現されづらい部分も、しっかりと表現されるようになります。

ディスプレイの接続端子は、「HDMI」、「DisplayPort」などがあります。

【まとめ】ミドルスペック以上のゲーミングPCがおすすめ

メタバースやNFTゲームをストレス無く楽しむなら、ミドルスペック以上のゲーミングPCがおすすめ。

失敗談として、私は以前にネットゲームをプレイしようと、ロースペックのゲーミングPCを購入したことがあります。
ゲーミングPCなら、どれを選んでも大丈夫だろうと思ってしまったのです。
しかし、実際にプレイしてみると、低い性能のためあまり快適とは言えませんでした。
なので、メタバースやNFTゲームにしても、ミドルスペック以上がおすすめ。

お得なPCの購入方法

パソコンを、楽天リーベイツ経由で購入するだけで、楽天ポイントが還元されます。
還元率はストアにより異なりますが、パソコンは高額なので数千円分のポイントが還元されると思います。
以下のメーカーで利用できます。

  • Apple
  • ASUS
  • HP
  • NEC
  • dynabook
  • DELL
  • ファーウェイ
  • 富士通
  • Microsoft
  • マウスコンピューター
  • レノボ

参考 楽天リーベイツ公式

  • この記事を書いた人
アバター画像

ロキド画伯

NFTとメタバースが面白そうなので、いろいろ触れていこうかなと思います。

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