「手塚治虫の火の鳥のNFTが欲しい!」と思い、初めてセールに参加してみました。
NFTは非代替性トークンのことですが、初心者がNFTを購入するのは少しハードルが高いですね。
資金はある程度余裕持って準備しなければいけませんし、イーサリアム(ETH)など仮想通貨の知識も学ばなければなりません。
手塚治虫のNFTは公式サイトでの販売を終了していますが、「OpenSea」という世界最大級のNFTマーケットプレイスで購入することができますので、価格と購入方法について説明したいと思います。
手塚治虫のNFTの価格は?

出典:OpenSea
手塚治虫の漫画のNFTは、2022年2月現在において第3弾まであり、「モザイクアートNFT」と「ジェネレーティブアートNFT」が販売されました。
- 第1弾「鉄腕アトム」
- 第2弾「火の鳥」
- 第3弾「ブラック・ジャック」
参考 From the Fragments of Tezuka Osamu(公式HP)
「モザイクアートNFT」は、それぞれ1点しかありません。
キャラクター部分は4千枚以上の漫画原稿を4万点以上の断片にカットして配置され、背景部分はカラー原画840枚が並べられています。
「OpenSea」でオークション形式の販売となりましたが、開始価格は10ETHなのでかなり高額。
この頃のETHの価格は30~45万円だったので、最低でも300~450万円ぐらいですね。
なんとオークション結果は、「鉄腕アトム」が120ETH(約5,300万円)で落札されています。
作品名 | オークション期間 | オークション開始価格 | 落札価格 |
---|---|---|---|
鉄腕アトム | 21/12/15(水) 3:00 〜 12/18(土) 3:00 | 10ETH | 120ETH |
火の鳥 | 22/1/27(木) 12:00 〜 1/29(土) 12:00 | 10ETH | 20ETH |
ブラック・ジャック | 22/1/27(木) 12:00 〜 1/29(土) 12:00 | 10ETH | 11.5762ETH |
「ジェネレーティブアートNFT」は、「モザイクアートNFT」で使用された画像素材をもとにランダム生成された作品です。
こちらは、公式サイトでそれぞれ1000点販売されたのですが、
0.08ETH(約3万円)という比較的手に入りやすい販売価格で早い者勝ちだったため即完売となりました。
作品名 | 販売期間 | 販売価格 |
---|---|---|
鉄腕アトム | 21/12/13(月) 12:00 〜12/20(月) 12:00 | 0.08ETH |
火の鳥 | 22/1/24(月) 12:00 〜1/30(日) 12:00 | 0.08ETH |
ブラック・ジャック | 22/1/25(火) 12:00 〜1/31(月) 12:00 | 0.08ETH |
5,300万円に比べれば安いですが、3万円って結構高いよね。

NFTの購入方法と購入体験記

出典:From The Fragments Of Tezuka Osamu
NFTの購入は以下のような流れにになります。
メタマスクはウォレット(財布)のことで、NFTを購入する時はここにETHを入れておきます。

参考になるかわかりませんが、「火の鳥」から「ジェネレーティブアートNFT」のセールに参加したので、その時の様子を話しますね。
ちなみに、最初に販売された「鉄腕アトム」は1時間で完売されたそうです。
セールに参加しなかった理由は、「鉄腕アトム」の漫画を読んだことないですし、この頃はまだNFTにあまり興味がなかったからです。
「火の鳥」は私が中学生ぐらいの頃に影響を受けた漫画なので、NFTが販売されるのを知り急に欲しくなりました。
初めてNFTを購入するため準備に取り掛かりましたが、ETHをなるべく安く購入しよう考えてたらギリギリの時間になってしまいました。
仮想通貨取引所の口座からメタマスクへETHを送るのも、口座の2段階認証をしてなくて手間取りました。
昼の12時にセールが始まったのですが、準備ができたのが12時10分ぐらいです。
少し出遅れた影響もあり、アクセスが集中して購入画面までたどり着けない状態です。
他のみなさんも購入できずクリック連打していたので、余計混雑したみたい。
「OpenSea」を見てみると既に転売している人も多くいたのですが、ぜんぜん買えないまま2時間近く経った頃には完売。
「火の鳥」が買えなかったので、「ブラック・ジャック」でリベンジすることにしました。
「ブラック・ジャック」の販売は、「火の鳥」が販売された次の日です。
購入する流れは理解しましたので、セール時刻丁度にクリックできるように準備し待ちます。
万全を期していたこともあり、1つは無事に購入することができました
2つ目以降の購入も試みましたが、先日と同様にアクセス過多で購入できず、1時間を過ぎたぐらいで完売。
ちなみに、私が購入した作品自体の価格は0.08ETHですが、ガス代として約0.009ETH掛かりました。
ガス代は取引をする時の手数料みたいなもので、時間により変化します。
他にも仮想通貨取引所の口座からメタマスクへ送金する場合に、手数料が掛かる場合がありますので注意してください。
手数料が結構掛かるので、余裕をもって資金を準備したほうがいいです。

【まとめ】手塚治虫のNFTはOpenSeaで購入可能
手塚治虫の「ジェネレーティブアートNFT」は「OpenSea」でたくさん2次流通しています。
価格は2022年5月14日時点でメチャメチャ下がっていますので、欲しい方は簡単に購入することが可能です。
NFTは購入して終わりではなく、所持者への特典が期待されます。
過去にNFTバッジ(POAP)のプレゼント企画などもありました。
まだ仮想通貨取引所の口座を開設してない方は、ETHを安く購入できる所を選んだ方がいいです。
「取引所」ではなく「販売所」で購入すると高いので注意してくださいね。