インフルエンサーとは、世間に与える影響力が大きい人のことを言いますが、
Twitterなどのsnsでインフルエンサーになるには、多くのフォロワー数が必要となります。
もし、1万人のフォロワーがいたとしたら、数%の人が反応するだけで数百人ですから、とてつもないパワーです。
でも、知名度やすごい実績がある人なら、フォロワー数は自然と増えていきますが、多くの人はなかなか増えないものです。
では何者にもなれてない人が影響力を付けていくには、ツイッターでどのような戦略をとればいいか考えたいと思います。
私自身フォロワーが少なく、勉強も兼ねて記事にしましたので、これからフォロワーが増えるか実験したいと思います。
もくじ
どのようなインフルエンサーになるのか

インフルエンサーになる目的
インフルエンサーになる前に、なぜ影響力を持ちたいのか考えることが重要です。
なぜなら、フォロワー数がただ増えればいいというわけではなく、フォロワーの質が自分の目的に合っていることが大切だからです。
例えば、以下のような目的が考えられます。
- 他人に認められ承認欲求を満たすため
- スポンサーを得たり、広告を貼り、マネタイズして収益を得る
- 自分に必要な人材を集めやすくするため
- 同じ思考や趣味の仲間を増やし、情報交換や、良い刺激をもらう
ただし、どのような目的でインフルエンサーになるにしても、その影響力に伴うだけの本人の実力が必要です。
SNSで発信する本人に中身がなければ、投稿する内容は薄いですし、すぐネタ切れしますので、日々成長する必要があります。
SNSは、自分の力を何倍にもして広めてくれますが、自分の力が0の場合は何を掛けても0です。
なので、最初は自分の専門性を高めながら、SNSの運用も成長していく感じでいいと思います。
自分の実力がついてくると、SNSのテクニックが活きてきます。
ペルソナは誰
インフルエンサーの中には、好きなことを発信していたら自然にフォロワーが増えていった人もいると思います。
しかし、多くの人は投稿しただけでフォロワーは増えることはなく、その他大勢の中に埋もれてしまいます。
他のユーザーに、共感や興味を持ってもらわないと、フォローされません。
ならば、自分はどのような人に向けて、どんな情報を発信するのか考える必要があります。
いわゆる、ペルソナ(想定読者)を設定すると明確になり、共感するユーザーがフォローしてくれると思います。
「ただ増やしたい」と考えるだけでは、相手はフォローする理由がないです。
こんな経験ありませんか?
面白いネタをツイートして、「いいね」はされるけど、フォローはされない。
この場合も、あなたをフォローする理由がないからです。
発信するテーマ
ペルソナ設定して発信するということは、テーマをある程度限定する必要があります。
例えば、ブログ初心者をペルソナに設定したら、ブログの書き方や、PV数の増やし方を知りたいのであって、発信者の日常は興味がないからです。
なので、発信するテーマを決めたら、それ以外はあまり発信しないようにします。
たまに息抜きのツイートぐらいはいいかもしれませんが、ネガティブなツイートなんかは特にダメです。
- テーマを限定して発信
- 投稿を続けるには自分の好きか得意なことで苦にならないことをテーマにする。
- 競合がなく需要があるポジションを目指す
ツイッターのインフルエンサー戦略

フォロワーを増やすには、ユーザーがフォローするまでの流れを確認する必要があります。
通常、自分がツイートすると、ユーザーは以下のような流れで行動を起こします。
フォローされるまでのユーザーの行動
①ツイート見る
↓
②ツイートに興味を持った人がプロフィールを確認
↓
③フォローするか判断
いいね、リツイートで拡散された時も同様です。
つまり、フォロワーを増やすには、ユーザーがツイートを見る回数をを増やし、そこからプロフィールへ誘導する確率と、フォローされる確率を高めることです。
この3つの段階に分けて、詳しく考えたいと思います。
①ツイートはエンゲージメント率を高める
自分のツイートを見たユーザーに、そのままフォローされてもいいのですが、ユーザーが何かしらのアクションを起こしてくれることが大切です。
そのため、ツイートする時は、読んだ相手にどのようなアクションを起こしてもらいたいか考えます。
- いいね
- リプライ:返信のツイート
- RT(リツイート):引用して再投稿
共感されたり広めたいと思われたら”いいね”されたり、リツイートされると思います。
メンション(@名前)を付け、リツイートを狙うのもいいと思います。
例えば、インフルエンサーの本やnoteの感想を書いてメンションすればOK。
リツイートしてくれた相手のフォロワー数だけ、自分のツイートを見てもらうことができます。
ツイートの文字数に関しては、長文のエンゲージメント率(ユーザーの反応)が高いという報告がありますので、制限の140字近くまで書きましょう。
1日のツイート数は、ユーザーが目にする回数に影響しますので、既存フォロワーが不快に感じない程度に多い方がいいと思います。
そして、ツイートする時間帯は、ペルソナの生活習慣を意識して投稿しましょう。
②プロフィール設定は何者か明確にする
ツイートを見てプロフィールを確認しにきたユーザーに、自分は何者か簡単にわかるようにします。
プロフィールの項目
- 名前
- 自己紹介
- アイコン画像
- ヘッダー画像
- 位置情報
- ウェブサイト
固定ツイート、タイムラインも確認するユーザーがいます。
名前は、覚えてもらいやすく他の人が使用してないものにして、エゴサーチ(自分の名で検索すること)しやすくします。
説得力が増すような肩書を名前に、含めてもいいと思います。
フォローされてない人のタイムラインに表示された時、クリックされやすい名前にすることも意識しましょう。
自己紹介は、職業や実績はどのようなものか、発信する情報は何か、素性をわかりやすくイメージしやすいように書きます。
経歴をストーリー仕立てにしたり、今頑張っていることなどを書いて、親近感を感じさせることも大事です。
アイコン画像は、自分のイメージを相手に与えるので大切です。
名前と同様に、フォローされてない人のタイムラインに表示された時、クリックされやすいアイコンにします。
フリーの画像ではなく独自の物を用意した方がよいので、イラストが得意な方に描いてもらってもいいと思います。
ヘッダ画像は、プロフィールの上部にある画像のことで、その人のイメージを大きく左右します。
プロの写真家に撮ってもらったり、画像を加工して文字をいれたり工夫しましょう。
位置情報は、住んでいる地域が近くだと親近感がわくので、ユーザーに知られてもいい範囲で書いてもOK。
ウェブサイトは、自分をもっと知ってもらうためにブログに誘導したり、自分の商品サイトなどを貼っておきます。
固定ツイートは、タイムラインの上部に固定して表示されるツイートのことで、継続して報告したいことなどを設定します。
タイムラインも見られるので、ユーザーの反応が悪いツイートを消すなど、美しい状態を保ちます。
③どのような人をフォローしたいか
相手をフォローする時はどんな時か、自分で考えてみるとわかりやすいです。
- 有益性、専門性が高い情報を発信する人
- エンターテイメント性がある人
- 共感や類似性、好意をもてるような人
自分が欲しい情報を発信していたり、ある分野に詳しい人などをフォローする人は多いと思います。
知識としてあまり役に立たないけど、笑い、楽しさ、感動など、エンターテイメント性のある内容を発信する人なんかもフォローしそうです。
何かに挑戦していて勇気がもらえるような人もいいかも。
同じ考えや、同じ趣味を持っていたり、なにか好意を持てる人物もフォローすると思います。
TwitterのNGな戦略

×フォロワーを買う
私は買ったことありませんが、バレると思いますので止めた方がいいです。
見せかけだけのフォロワーを買うのは本質的ではないですし、そもそもツイッターのルール違反です。
×相互フォロー
フォロワーがいない初めの頃は多少必要かもしれませんが、フォロワーを増やすためだけに相互フォローするのは基本NGです。
返報性の原理によりフォローされても、相手はこちらにさほど興味ないです。
なので、自分の投稿を読まない質の低いフォロワーが増えるだけです。
フォロー数には限度がありますし、相手にフォローされたら、フォローをすぐ外すのも、気分的によくありません。
×インフルエンサーの真似だけすること
インフルエンサーの良いところを真似してもいいのですが、完全に真似するのは二番せんじなのでNGです。
マーケティングにおいてランチェスター戦略というものがありますが、真似するのは強者の戦略であって、弱者は差別化しなければなりません。
Twitterのアルゴリズム
ツイッターは、2023年3月31日にタイムラインの「おすすめ」のアルゴリズムを公開しました。
どのような投稿が「おすすめ」に表示されるのか、簡単に説明したいと思います。
まず数億はある無数のツイートの中から、1,500抽出されます。
これはフォロー中のユーザーとフォロー外のユーザーから半々で、関連性の高いツイートが選ばれます。
そして、以下のようなランクづけなどにより選ばれるようです。
基本的なスコア要素
- フォロワー数に対しフォロー数は少ない方が良い
- Twitter Blueに課金すると、フォロワーに対して4倍、非フォロワーに対して2倍の効果
- ツイートは6時間ごとにスコアが半減
投稿に対するアクションについて
プラス要因
- いいね:0.5
- リツイート:1
- ツイートをクリックし、リプライ(返信)か「いいね」:11
- ツイートをクリックし、2分間滞在:11
- 投稿者のプロフィールを確認後、ツイートに「いいね」かリプライ:12
- リプライする:27
- リプライに投稿者が返信/いいね/リツイート:75
マイナス要因
- 「このツイートに興味がない」を選択:-74
- 投稿者をブロック/ミュート:-74
- スパム報告:-369
【まとめ】インフルエンサーになるには専門性を高めてツイート
まとめると、
- 何のためにインフルエンサーになるか目的を決める。
- ペルソナ(想定読者)を設定
- 発信するテーマは、競合がなく需要があり、無理なく続けられるもの
- ツイートはエンゲージメント率(ユーザー反応)を高める
- プロフィール設定は自分が何者か明確にする
- ユーザーがどのような人をフォローしたいか考える
投稿後は、Twitterアナリティクスなどでデータを分析することも必要です。
投稿の反応を見ながら、ペルソナに有益な投稿を続けていきましょう。
自分から、フォロー、いいね、リツイートなども積極的に。