『Leonardo Ai』は、プロンプトを入力するだけで簡単に画像生成できますが、なかなか思い通りにならないですよね。
私自身まだ画像生成を始めたばかりですので、プロンプトの書き方のコツや設定などを調べてみました。
プロンプトの書き方のコツ

詳細に書く
思い通りに画像生成するには、詳細なプロンプトを入力する必要があります。
それと、単調なプロンプトだと、他者の生成画像とどうしても似てしまいます。
以下のような語をプロンプトに含めることで、画像の細部までこだわることができ、独自性の高い生成画像になると思います。
- 主題
・人物の場合:性別、年齢、体形、髪型や髪色、目の色、服装、表情、ポーズ、アクセサリー
・風景の場合:場所、地形、季節、時刻 - 状態、行動
- スタイル
- 質感、素材
- 構図、視点
- 色、照明、光
- 感情、雰囲気
参考にしたい作風があるなら、○○風を含めると良いかもしれません。
例えば、ゴッホ風、ピカソ風などをプロンプトに含めると、面白い画像が生成されると思います。
単語の順番
先頭にある単語ほど、末尾の単語より重み付けが重くなりますので、優先順位の高い要素から入力しましょう。
短いプロンプトで試しながら、徐々に長くするのも良いかもしれません。
プロンプトが長くなればなるほど、意図が正確に理解されづらくなります。
文章or単語
プロンプトは、文章でも画像生成されますが、単語ごとにカンマで区切って入力してみるのも良いかもしれません。
日本語より英語
日本語より英語の方が、プロンプトの意味を正確に認識するように思います。
英語が苦手な方は翻訳ツールを利用し、プロンプトを英語で入力しましょう。
ネガティブ プロンプト
ネガティブプロンプト機能は、画像に不要な要素を指定することができます。
この機能は、作画の乱れを防いだり、品質を向上させるために利用します。
ネガティブプロンプトのサンプルを掲載しているサイトもたくさんありますので、自身に合うサンプルを見つけ調整し利用すれば良いと思います。
外部ツールの利用
「ChatGPT」,「プロンプトメーカー」などの外部ツールを利用し、プロンプトを作成する方法もあります。
『Leonardo Ai』画像生成の事前設定や機能

画像の事前設定
Image Creation(画像作成)の画面の左側に、設定項目があるので簡単に説明します。
- Preset:特定スタイルの事前設定。
- Prompt Enhance:プロンプトの強化。より詳細なプロンプトにする。
- Preset Style:プリセット内の細かいスタイル
- Contrast:対比
- Generation Mode:生成モード。Fast(高速)、Quality(高品質)、Ultra(ウルトラ)を選択。
- Image Dimensions:生成される画像のサイズ
- Number of Images:1度に生成される画像数
- Private Mode:プライベートモード。非公開。
- Advanced Settings:詳細設定
・PhotoReal:写実的
・Negative Prompt:否定プロンプト。
・Transparency:透明性
・Tiling:タイルのように並べる
・Use Fixed Seed:固定シードを使用 - Add to Collection:コレクションに追加
Image Guidance(画像ガイダンス)&Elements(要素)
プロンプト入力欄の左側に、山型のマークがあると思います。
Image Guidance(画像ガイダンス)は、画像を参照できる機能です。
- Style Reference:入力画像のスタイルを参照して画像生成をガイド。
- Image to Image:画像から画像生成。参照画像から雰囲気や構造を創造的に再解釈。
Elements(要素)は、4 つまで生成に使用することができます。
選択後は、-2~2まで要素の影響力の強さを調整できるようです。
AIでプロンプト生成
プロンプト入力欄の右端に星型のマークがあると思います。
AIを利用しプロンプト生成したり編集する便利な機能があります。
- New Random Prompt:新しいランダムプロンプトを生成。
- Improve Prompt:プロンプト改善。短いプロンプトを詳細なプロンプトへ。
- Edit with AI: AIでプロンプトを編集。
- Describe with AI:AIで説明。画像をアップロードして説明を生成。
画像からプロンプトを生成できるんだね。

【まとめ】上手い人のプロンプトをアレンジしてみよう
いざ画像生成をしようと思っても、画像のアイデアが思い浮かばない人も多いと思います。
コミュニティから気に入った作品を探し、プロンプトをコピーし、自分の好きなように変えてみてはどうでしょうか。
筆で絵を描く場合にも、上手くなるには模写が重要ですよね。
上手い人のプロンプトをアレンジしているうちに、コツを掴めてくるようになると思います。
まだまだ私自身プロンプトを学習中ですので、メモ程度の内容になってしまいましたが、少しずつ記事を更新していこうと思います。